ろくでなし通信

アクセスカウンタ

zoom RSS モリーズ・ゲーム

<<   作成日時 : 2018/05/22 15:13   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


ヒロイン・モリー(ジェシカ・チャスティン)の絶え間なく続く語りの中で、目まぐるしく入れ替わっていくカット。冒頭のスキー競技大会の場面から、アーロン・ソーキン監督の脚本も演出も機関銃のように撃ち出されて行く。子供たちに厳しい心理学教授(ケヴィン・コスナー)に育てられる二人の息子と娘。末っ子のモリーは、父親から勉学とスキー競技の両立を迫られるが、背骨の病気で断念。だが、モーグルで全米選手権に出場。兄がスキーで全米首位に立つ中、モリーはオリンピック出場を賭けてスタートする。だが、凍った小枝につまずき、転倒して夢は消える。頭脳明晰、スキーでもトップクラスだったモリーには、明るい未来が開けているようだったが、モリーは闇の世界へのめり込んで行く。監督は、わずかの差で金メダルを取れなかった黒人陸上選手が、学校の用務員になった事実を示し、敗北のアスリートの無惨を描く。モリーの疵は深かった。敗北を勝利へと換えるため、選んだのがポーカーだった。モリーが開く高額のポーカールームは、セレブたちを招き寄せ、大成功をもたらす。だが、客の中にロシア・マフィアの大物が混じったために暗転。全財産を没収された上に、FBIに逮捕される。物語の主軸は、逮捕されたモーリーが、敏腕弁護士(イドリス・エルバ)と共に検察と戦う姿。過去が描かれ、モリーの心情が浮かび上がる。眠らないポーカーゲームと眠らないための大量のドラッグ。酒と薬と、莫大なマネーが飛び交う。有名人たちがモリーの名前に引きつけられて、ポーカーに狂う姿が哀れだ。ラスト近く、判決を控えたモリーがスケート場で父親と再会する。心理学者の父親は、モリーの心を理解していたのだ。モリーは、5歳の時に父親の不倫場面を目撃し、父親を憎むようになっていた。権力を握った男たちを支配したいために、ポーカールームを営んでいたことがわかる。モリーは、懲役を免れるが、多額の借金を背負うことになる。そこで物語は終わる。モリーが今後、ドラッグや酒と縁を切って、何を求めて生きていくのか。それは描かれないままだ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
モリーズ・ゲーム ろくでなし通信/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる