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zoom RSS 家族はつらいよ・妻よ薔薇のように

<<   作成日時 : 2018/06/26 14:06   >>

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山田洋次監督のうまさが光る作品になっている。心に残るのは、地方都市の美しいたたずまいだ。老夫婦(橋爪功・吉行和子)が、夫の実家へ墓参りに出かける。瀬戸内海に面した町の丘の上に一族の墓があるという設定だ。ここで妻が「ここの墓には入りたくない」と言って夫をぎょっとさせるのだが、墓参後の宴会の場が素晴らしい。土地の唄を朗々と詠う漁師の声を聞きながら、海の傍の野外で酌み交わすのだ。また、嫁(夏川結衣)が、夫の言葉に傷ついて空き家になっている実家に戻ってからも日本らしい風景が捉えられている。満月とお月見。地元の酒蔵に嫁いだ同級生と談笑していると、食べ盛りの三人の息子たちが帰宅する。友人は挨拶もしない息子たちを叱り飛ばすが、その光景を見た嫁は我が子を想って泣き出す。亭主関白で会社人間の夫(西村まさ彦)が、弟(妻夫木聡)に説得されて,渋々家出した妻を迎えに出かける場面も良くできている。夜、車を走らせる夫の不安がクローズアップで捉えられ、降り出した雨がフロントグラスを強く叩く。妻と再会した夫が、ようやく素直に愛情を露わにしたとたん、激しい雷鳴が轟く。高度経済成長の時代、会社人間となった男たちを支え続けてきたのが“嫁”だったことがよくわかる。そこから脱却できないまま、現在に至ってしまった日本の歪みも少しは描かれているが、ラストは、次男の妻(蒼井優)が夫に妊娠を告げる場面で終わっている。当然、描かれるのは、共働き夫婦の子育てだろう。“産休”“職場復帰”“待機児童”が、次回作のテーマになるか?




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