ハンターキラー

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これは昨年(2018)作られたイギリス映画だ。だが、出てくるのは米国海軍とロシア軍。元潜水艦艦長でもあるジョージ・ウォーレスト&ドン・キースの原作を、ドノヴァン・マーシュ監督がダイナミックな戦闘映画にしている。主人公のジョー・グラス艦長を演じるジェラルド・バトラーの渋い魅力が光っている。グラス艦長の設定が面白い。海軍兵学校を出ていない叩き上げの艦長で、「海の下で生きてきた」潜水艦一筋の男だ。あらゆる部署に通じ、人間味溢れるリーダーでもある。その魅力が輝くのは、深海で救出したロシア潜水艦の艦長とのやりとりだろう。ロシア軍港で起きた大臣によるクーデター。ロシア大統領が拘束され、大臣による対米戦争が起きようとしている。戦争を回避するためには、ロシア大統領を米軍が救出し、大臣を潰さなければならない。この任務に当たるのが、グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンター・キラー”と、ネイビーシールズの特殊部隊員4名だ。巨大な潜水艦が、深くて狭いフィヨルドに入り、幾多のソナーと機雷を回避するためには、救出したロシア潜水艦長の知恵が必要だ。果たして、捕虜となったロシア艦長がグラス艦長の危機を救うのか。二人の心の交流がサスペンスフルに描かれている。好戦派の米海軍の大物をゲイリー・オルドマンが演じているが、ファンとしては、ちょっと残念な気がした。

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