THE INFORMER

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冒頭から緊迫感漂う演出に圧倒される。主演のジョエル・キナマンが鬼気迫る熱演を見せるほか、情報屋を操るFBI捜査官の冷酷さ、部下を殺されたニューヨーク市警の刑事の執念など、見所満載だ。ポーランド移民の両親を持つ米国人のコズロー(ジョエル・キナマン)は、妻に絡んだ男たちと諍いになって殺し、服役していた。イラク戦争で狙撃兵をしていたコズローに目をつけたのが、FBIだった。女性捜査官ウイルコックス(ロザムンド・パイク)が連絡役となって、コズローは早期出所と引き換えにFBIの「情報屋」になる。ウイルコックスの上司(クライヴ・オーウェン)との作戦は、ニューヨークの麻薬を仕切る「将軍」の逮捕だ。この作品は、コズローがその有力な証拠を握りかける所から始まる。だが、その寸前、手に入れた麻薬を買いに現れたのが、ニューヨーク市警の潜入捜査官だった。コズローは彼を逃がそうとするが、仲間に殺されてしまう。警官を殺したコズローに、将軍は会い、再び刑務所に入って、刑務所内の麻薬組織を奪い取れという。妻と娘の命と引き換えだ。コズローは、FBIに助けを求めるが、ウイルコックスの上司はコズローを切り捨てる。一方、警官殺しの捜査に当たるのが、被害者の上司、グレンズ(コモン)。部下を殺されたグレンズは、事件の真相を追う。家族のために、再び刑務所に入ったコズローは、麻薬を撒きはじめるが、他の組織と敵対し、殺されかける…。スウェーデンの傑作小説「三秒間の死角」を、アンドレア・ディ・ステファノ監督が、傑出した演出力で映画化した力作だ。

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