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生誕150年・正岡子規展―病床六尺の宇宙
生誕150年・正岡子規展―病床六尺の宇宙  結核で35年の短い生涯を終えた正岡子規が生まれて150年になる。神奈川近代文学館では5月21日まで正岡子規展を開いている。  正岡子規は、病弱で気の弱い子供だったらしい。幼い頃は外で遊んでも泣かされて家に逃げ帰っている。自分でも、家の中で読書をしたり空想に耽ったりしていたほうが楽しかったと述べている。だが、時代は明治。男子は誰でも大志を抱かなければならない時代だった。身体の弱い正岡子規は、文学で志を立てようとした。小説家を目指すが、原稿を出版社に持ち込んでも出版には至らず、俳句の道を選んだ。... ...続きを見る

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2017/04/23 04:16
脚本から見るテレビドラマ「緊急取調室」
脚本から見るテレビドラマ「緊急取調室」  順風満帆の脚本家・井上由美子氏の最新作が、「緊急取調室」(テレビ朝日系・製作アズバーズ)だ。第2シーズンとなる今期の1話目のゲストは、三田佳子さんだった。三田さんが演じる独居老人・白河道子は77歳。公営団地の一室で花に囲まれて暮らしている。その団地で、宅配便の運転手が死体となって発見される。運転席で薬物を飲んで死んでいたが、なぜかビニール傘が広がっている。警察の様子を見ていた群集の中から、質素な老婦人の道子が名乗り出て「私が殺しました」と自首するという場面から始まる。冒頭から意外性を打ち出して... ...続きを見る

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2017/04/22 22:55
ジャッキー
 ジャッキー  オバマ政権当時の駐日大使だったキャロライン・ケネディ氏が、幼い姿で現われる。父親のケネディー大統領がダラスで暗殺された時、キャロラインには兄のジョン・ジュニアがいたが、今はいない。ジョンは、38歳の若さで飛行機事故を起こして死んでいる。ジャッキーと呼ばれたジャクリーン・ケネディ大統領夫人は、24歳の時に12歳年上のジョン・F・ケネディと結婚した。最初の子供は流産し、次の子供も死産だった。富豪の息子だった夫は有望な政治家だったが、浮気ものだった。耐えられずに義父に離婚を申し出たが、富豪の義... ...続きを見る

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2017/04/18 14:21
機は熟せり・クリフトン年代記第6部
機は熟せり・クリフトン年代記第6部 今年76歳になる英国の作家、ジェフリー・アーチャー。ハリー・クリフトンを主人公とするクリフトン年代記は、第6部になった。「時のみぞ知る」と題された第1部が、2011年に発表されてから6年目。1920年に生まれたハリー・クリフトンは、第6部では58歳となり、世界的に著名な作家であり、イギリス・ペン・クラブの会長になっている。妻のエマは、バリントン海運の会長で大病院の理事長を兼ねている。第6部では、スターリンの所業を暴いて逮捕されたソ連の作家・ババコフがノーベル文学賞を受賞するが、受賞のための離... ...続きを見る

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2017/04/15 16:38
キングコング・髑髏島の巨神
キングコング・髑髏島の巨神  とても工夫の凝らされた物語だ。ジョン・ゲイティンズとダン・キルロイの原案を、ダンキルロイとマックス・ボレンスタインが脚本化している。時代背景も熟考の末、ベトナム戦争終了直後に設定されている。ここに勝因があるだろう。米国内には泥沼化したベトナム戦争終戦を喜ぶ庶民たちが多かっただろうが、戦地には敗北を受け入れがたい指揮官がいただろう。この物語の主役のひとりが、民間人を護衛する大佐(サミュエル・L・ジャクソン)だが、彼こそ敗北を受け入れられない軍人の象徴だ。最後の仕事として、調査隊を島へ送るために... ...続きを見る

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2017/04/14 15:22
おかあさん(2017/3月号)
おかあさん(2017/3月号)  NWEあしながファミリー第148号の「おかあさん」欄には、千葉県在住の金村明子さん(48)が登場している。金村さんの一日は過酷だ。 「夏は温度計が40度を吹っ切る暑さ、冬はマフラーとベンチコートで寒さをしのぎながらの作業です」「ドアが開けっ放しで、ほこりや枯れ葉も吹きつける」倉庫の中で、お菓子や飲料などを箱詰めしたり運搬して働いている。勤務は8時半から夜9時過ぎまで続くこともある。一ヶ月で24日をここで働き、残りの日々は切符のもぎり、梨畑の選定などのバイトをこなす。  ご主人の祐二さん... ...続きを見る

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2017/04/08 16:11
健康診断は受けてはいけない
「健康診断は受けてはいけない」(文春新書)著者の近藤誠氏は、癌治療を否定することで有名な医師だ。週刊誌でも近藤説をめぐる様々な意見が激しく対立している。元東大教授で解剖学者の養老孟司氏は、毎日新聞の書評欄(17/4/2朝刊)で「健康診断は受けてはいけない」を批評している。 「じつは書評するかどうか、かなり迷った」と書いているから、世間に流布する近藤説に対して本音を語るべきかどうか迷ったということだろう。その内容は、「だれが読んでも、よく理解できるに違いない」「文章は平易で、論理の筋は通って... ...続きを見る

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2017/04/07 05:28
ムーンライト
ムーンライト  日本人には実感の湧かない場面も多い。麻薬の売人と常習者たちが街をうろつき、少年を育てる母親が家で売春をして金を稼いでいる。高校生たちは学校の階段でセックスをし、麻薬を吸っている。こういう環境の中でグレるなという方が難しいだろう。この作品の中でも、主人公の少年・シャロンは、高校で暴力事件を起こして少年院に入れられ、ムショ仲間の仲介で麻薬の売人になる。幼馴染の友達も刑務所に入り、刑務所で料理に興味を持ってコックになる。この作品に登場する男女には幸福感がない。厳しい環境を抜け出そうと努力をしているわ... ...続きを見る

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2017/04/06 13:24
大女優が語る昭和の映画・香川京子
大女優が語る昭和の映画・香川京子  文藝春秋(17/2月号)には、大型企画「大女優9人が語る昭和の映画」が特集されている。昭和6年生まれの香川京子さんは、昭和24年に東京新聞が主催した「ニューフェイス・ノミネーション」に応募して6000人の中から選ばれた合格者9人の一人だった。女学校を出て新東宝へ。俳優の先輩には、高峰秀子、上原謙、藤田進たちがいた。半年はエキストラで、少しずつ映画界に慣れてからデビューした。転機は、成瀬巳喜男監督「おかあさん」(昭和27年)だったという。 「主演の田中絹代さんは普段は優しい方ですが、カメラの前... ...続きを見る

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2017/04/02 13:26
パッセンジャー
パッセンジャー   地球人口が増大して汚れ、人工頭脳のために技術者の出番が減っていく未来の地球。新たな人生を求めて5000人の乗客たちが第2の地球へ旅立つ。目的地まで120年。冬眠装置で長い眠りについた人々を乗せた最新鋭の巨大宇宙船アヴァロン号が完全自動運転で飛行しつづける。だが、予期せぬ隕石の襲撃を受け、心臓部に穴の開いたアヴァロン号は、修復できないミスを犯す。完璧に設計されているはずの冬眠装置の一つが止まってしまったのだ。眠りから覚めるのは、技術者のジム(クリス・プラット)。豪華客船のように広大な船内で覚... ...続きを見る

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2017/03/29 13:58
猫映画、続々公開
 「ねこあつめの家」「猫忍」と、猫映画の公開が続く。毎日新聞の映画担当、勝田友巳記者(トレンド観測・3/25)によると、猫映画の前は犬映画だったという。 「映画でおなじみの動物の筆頭は犬。日本では1980年代に『南極物語』『ハチ公物語』が大ヒット。2000年代初頭にも犬映画ブームがあり、『さよならクロ』(03年)『クイール』(04年)『犬と私の10の約束』(08年)など次々と作られた」   これらの映画のテーマは、犬の冒険譚、飼い主との感動的物語だった。猫はどうだったか? 「一方猫映画は、... ...続きを見る

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2017/03/26 04:41
日米開戦と情報戦
「日米開戦と情報戦」(講談社現代新書)の著者、森山優氏は、“日本軍による真珠湾攻撃は、米国大統領ローズベルトによる陰謀である”とする謀略説に対して真正面から論じている。結論から言えば、真珠湾攻撃とマレーシアへの上陸作戦は、日米英三カ国の誤った情報戦の結果だったのだ。突然米国領のハワイを攻撃された米国は、日本との全面戦争に踏み切った。しかも、日本から米国への戦線布告が遅れたため、真珠湾攻撃は“卑怯な戦い”と決めつけられた。米国も英国も、日本がいずれ何らかの戦争行為を起こすことはすでに覚悟していた。... ...続きを見る

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2017/03/25 07:04
3月のライオン・前編
3月のライオン・前編  17歳の天才棋士、桐山零の物語だ。冒頭は、両親と妹を交通事故で失った主人公が幼くして孤独の中に取り残される場面を荘重に描いている。演出の大友啓史監督は、登場人物のキャラクターをくっきりと描き出しながら、心理描写を丁寧に描いている。家族を失った零が、父親の友人だったプロ棋士の幸田(豊川悦司)に育てられ、家庭での天才教育の末に将棋の才能を伸ばしていく過程は、物語の途中で回想シーンとして説明される。この物語には、二人の対照的な女性が登場する。零の義理の姉となる香子(有村架純)と、泥酔した零を家で介抱... ...続きを見る

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2017/03/21 15:29
ワンタイムパスワード詐欺
ワンタイムパスワード詐欺 新聞記事を読んで驚いた。ネットバンク各社がしつこく利用者に使用を呼びかけてきたワンタイムパスワードが詐欺に利用されていたのだ!銀行のネットバンク利用者に対する手の込んだ詐欺対策の決めてとされてきたワンタイムパスワード。振り込みの度にログイン用のパスワードが変わり、そのパスワードは使い捨て。使うのは一度だけ。だから利用者は安心してネットから振り込みができると言うのが売り文句だった。だが、犯罪者はさらに上手を行っていた。まず、利用者に迷惑メールに添付させた新手のウイルス「ドリームボット」を送り込... ...続きを見る

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2017/03/19 05:37
「津波予見できた」前橋地裁の考え方
 ようやく裁判所も福島第一原発の事故原因について常識的な判断を下すようになった。3月17日、前橋地方裁判所は、福島から群馬へ避難していた人たちからの訴訟に対して、国と東電に賠償支払を命じる決定を下した。6年前に起きた原発事故の原因を、裁判所はとてもシンプルに表明している。 1、 津波が到来し、海側に近いタービン建屋の給気口から大量の海水がなだれ込み、ドアのない階段を滝のように流れ落ちた。 2、 地下一階にあった配電盤が水浸しになり、順調に動いていた非常用発電機が動かなくなった。 3、 非常... ...続きを見る

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2017/03/18 10:08
彼らが本気で編むときは、
彼らが本気で編むときは、  LGBT問題と向き合った優れたホームドラマになっている。オリジナル脚本も担当している荻上直子監督は、脱ドラマを志向しているように感じられた初期の注目作「かもめ食堂」とは打って変わった緊密なドラマを構築している。荻上監督は、性同一障害者の辛さや苦しみをテーマにしながら、育児放棄の母親、認知症の老母、同性愛に悩む男子小学生を巧みに配置して、異端者と世間との対立と無理解を描いている。驚くのは、母親が出ていった後、叔父と暮らし始める女子小学生トモを演じている柿原りんかの演技力だ。虐められている同... ...続きを見る

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2017/03/17 15:18
大女優が語る昭和の映画・山本富士子
大女優が語る昭和の映画・山本富士子  文藝春秋(17/2月号)には、大型企画「大女優9人が語る昭和の映画」が特集されている。昭和6年生まれの山本富士子さんは、14歳の時に敗戦を迎えた。大阪府泉大津市の海に面した3階建ての洋館で暮らしていたが、突然進駐軍に接収された。両親、姉と山本さんは自宅から立ち退かされて京都へ転居した。だが、運命は皮肉だ。京都で誘われた第1回ミス日本への応募が人生を変えてしまう。京都府立第一高女を出た山本さんが応募したミス日本コンテストの主旨は、今とはまるで違う。戦後の日本人を救ったのは、アジア救済連盟のララ物... ...続きを見る

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2017/03/14 05:25
チア☆ダン
チア☆ダン 平凡な若者たちが力をあわせて急成長していく物語は、「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「フラガール」など、涙と感動のヒット作が多い。「チア・ダン」は、福井商業高校の実話を基に作られている。全米制覇という結末は初めからわかっているので、脚本は苦労しただろう。ポイントは、鬼教師と生徒たち。早乙女薫子(天海祐希)のキャラと、生徒のひかり(広瀬すず)、彩乃(中条あやみ)らのキャラを考え、登場人物の私生活をどこまで物語に絡ませるかを考えなければならなかったはずだ。林民夫氏の脚本は、娯楽脚本に徹して... ...続きを見る

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2017/03/13 16:09
サバイバルファミリー
サバイバルファミリー 太陽系の異変によって、全世界の電子機器が一斉に動きを止めてしまったら…という設定が、この作品のテーマだ。便利になった現代生活の中で、電子機器はどこにでも使われている。だから、停電するだけではなく、車も飛行機もダメ。スマホも目覚まし時計もダメになる。都市ガスも出ず、ポンプも動かなくなるから水も出なくなる。作品の中では、こういったエネルギーゼロが2年数ヶ月続くと仮定されている。矢口史靖監督はコメディー作家なので、こういった思いきりのいい設定で笑わせてくれるのかと思うと、肩透かしをくらってしまう。脚本... ...続きを見る

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2017/03/09 08:20
大女優が語る昭和の映画・八千草薫
大女優が語る昭和の映画・八千草薫  文藝春秋(17/2月号)には、大型企画「大女優9人が語る昭和の映画」が特集されている。86歳の八千草薫さんは、昭和6年、大阪に生まれた。敗戦直後に宝塚音楽学校に入った時は、母親との二人暮らしだった。父親は亡くなっていた。戦争から解放された14歳の八千草さんの目に、宝塚の生徒募集記事は希望の光のように見えたという。昭和22年、敗戦後の1期生として八千草さんは宝塚に入る。当時は、越路吹雪、乙羽信子、淡島千景ら、後に大女優となる才能が集まっていた。  八千草さんの宝塚デビューは昭和26年、入団5年... ...続きを見る

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2017/03/05 16:09

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