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<<   作成日時 : 2017/05/08 15:19   >>

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余韻の漂う素晴らしいラストシーンだ。ユダヤ系の質素な家で育った青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、芸能界の敏腕エイジェントとして活躍する叔父を頼ってハリウッドへ。そこで一目惚れしたのは、秘書のヴォニー(クリステン・スチュワート)。美しくて愛らしいヴォニーの心を射止めようと頑張るボビーだが、ヴォニーには秘密の恋があった。ボビーの気持ちを裏切り、成功者と結婚したヴォニー。失意のボビーは、ニューヨークの実家に戻って兄の営むナイトクラブで働き始める。そこで出会った二人目のヴォニーことベロニカ(ブレイク・ライブリー)。支配人として成功したボビーは、二人目のヴォニーと結婚し、子供にも恵まれる。だが、そこへ「過去が客として現われる」。かつての恋人、ヴォニーは夫と二人で来店するのだ。ボビーを捨てて成功者と結婚したヴォニーにもまだボビーへの恋の燃え滓が残っていた。再会したものの、もう過去には戻れない二人。数年後の大晦日。年が新たになる時、ニューヨークのボビーと、ハリウッドのヴォニーは、互いに遠くを見つめる。若き日の恋の苦い思い出を噛み締めながら…。脚本監督のウッディ・アレンは、このラストシーンのために、苦いラブストーリーを創作したのだろう。時代背景、美術も撮影も完璧だ。キャスティングも素晴らしい。主人公のボビーは、ちょっと猫背で、愛想がよく、お人好しだ。ヴォニーにも叔父にも騙されているのだが、恨むことなく自分の人生を生きていく。いつまでもヴォニーを愛しつづけ、裏切られても恨まない。ニューイヤーパーティーの夜、遠くを見つめるボビーの辛そうな横顔に胸を打たれない観客はいないだろう。失ってしまった恋は戻らない。結婚を約束し、心から愛したヴォニーは、もう、大金持ちの人妻になっているのだから。

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